デジタル大辞泉 「ファイバーブレッド」の意味・読み・例文・類語 ファイバー‐ブレッド(fiber bread) 穀物などから製した食物繊維(ダイエタリーファイバー)の入ったパン。大腸癌がんや脂質異常症の予防によいとされる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ファイバーブレッド」の意味・わかりやすい解説 ファイバーブレッドふぁいばーぶれっどfiber bread 穀物の外皮を粉に混入してつくられたパン。先進国には腸癌(がん)が多く、栄養疫学的にダイエタリーファイバー(食物繊維)を摂取するのがよいとされ、近年世界的に注目されている。一般にふすまのファイバーはミネラルとビタミンの吸収を悪くするので、パンにどれだけ混入するのがよいかが問題である。ノルウェーとアメリカの共同研究では、ミネラル、ビタミンの消化吸収とファイバーの腸管調整との関連、さらにはパンの食味を損なわない限界を考えて、同質コムギの白粉と全粒粉を半々に混合した粉でつくるのを標準案としている。[阿久津正蔵][参照項目] | 食物繊維 | ふすま 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例