フアヒネ島(読み)フアヒネトウ

デジタル大辞泉 「フアヒネ島」の意味・読み・例文・類語

フアヒネ‐とう〔‐タウ〕【フアヒネ島】

Huahiné南太平洋フランス領ポリネシアソシエテ諸島に属する島。タヒチ島北西約170キロメートルに位置する。北のフアヒネヌイ(大フアヒネ)と南のフアヒネイティ(小フアヒネ)という二つの島が砂州で結ばれ、橋が架かっている。最高点はフアヒネヌイ中央部のツリ山(標高680メートル)。主な集落西岸ファレ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フアヒネ島」の意味・わかりやすい解説

フアヒネ島
ふあひねとう
Huahiné

南太平洋、フランス領ポリネシアのソシエテ諸島にある島。北側のフアヒネ・ヌイ(Nui=大)と南側のフアヒネ・イティ(Iti=小)の二つの部分が、干潮時に約100メートルの砂州でつながるが、橋も架けられている。最高峰は、フアヒネ・ヌイではトゥリTuri山(680メートル)、フアヒネ・イティではモウフェネMoufene山(457メートル)。全島肥沃(ひよく)な土壌ココヤシが茂る。人口5411(1996)。中心地はファレ・ヌイ・アテアFare-nui-atea(人口1242、1996)、通常、ファレと略称する。

[大島襄二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android