ファーマコ石(読み)ファーマコせき

最新 地学事典 「ファーマコ石」の解説

ファーマコせき
ファーマコ石

pharmacolite

化学組成CaH(AsO4)・2H2Oの鉱物。毒石とも。石膏族に属する。単斜晶系,空間群Ia,格子定数a0.5975nm, b1.5434, c0.6280, β114.83°,単位格子中4分子含む。石膏に似た板状結晶,針状結晶の放射状集合,葡萄状〜鍾乳石状集合体。ガラス〜絹糸状,劈開面上で真珠光沢。劈開{010}完全。硬度2〜2.5。比重2.73。無〜白色,条痕白色。二軸性負,屈折率α1.580〜1.583, β1.589〜1.590, γ1.590〜1.594,2V = 77〜84°,光分散r > v。Asを含む鉱床の酸化帯で産し,大分県木浦鉱山からも産出ギリシア語の毒を意味するpharmakonに由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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