フィレンツェのドゥオーモ

世界の観光地名がわかる事典 の解説

フィレンツェのドゥオーモ【フィレンツェのドゥオーモ】

イタリア北部のフィレンツェ(Firenze、〈英〉Florence)にある、「花の聖母マリア聖堂」(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)という名称のドゥオーモ(大聖堂)。全長153m、最大幅90m、高さ107mのラテン十字型の建物は、ルネサンス期からゴシック期を代表する建築物で、巨大なドーム屋根が特徴である。内部には15世紀のステンドグラス、16~17世紀の大理石の床などがあり、ルネサンス期のフレスコ画が多数残っている。最初の教会堂は、4~5世紀に建てられたが、現在の聖堂は1296年に再建が着工し、140年以上かけて完成し、その後、改修改築を繰り返してきたものである。この聖堂に隣接して、サンジョバンニ洗礼堂ジョット鐘楼(しょうろう)がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む