フィンガル洞窟(読み)フィンガルどうくつ(その他表記)Fingal's Cave

改訂新版 世界大百科事典 「フィンガル洞窟」の意味・わかりやすい解説

フィンガル洞窟 (フィンガルどうくつ)
Fingal's Cave

イギリス,スコットランド西部,ストラスクライド州北西部(旧,アーガイルシャー),インナーヘブリディーズ諸島のスタッファStaffa島にある洞窟入口は高さ6~12mのアーチ奥行きは約69mで絶えず海水浸食を受け,内部は第三紀の玄武岩溶岩が冷却されてできた六角柱からなる。伝承では北アイルランドジャイアンツ・コーズウェーの延長とされる。1772年に探検家J.バンクスが訪ねてから有名になり,メンデルスゾーンも1829年に訪れ管弦楽序曲《フィンガルの洞窟》を作曲した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 長谷川

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む