フェスチュジエール(その他表記)Festugière, André Marie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェスチュジエール」の意味・わかりやすい解説

フェスチュジエール
Festugière, André Marie

[生]1898.3.15. パリ
[没]1982. オートマルヌ
フランスの哲学者,宗教思想家。 1918年エコール・ノルマル・シュペリュール (高等師範学校) 卒業。ローマ,アテネのフランス学院所員を経て,24年ドミニコ会入会。ギリシア思想,宗教史を専門とし,43年以後パリのエコール・プラティック・デ・ゾート・ゼテュードでヘレニズム宗教の研究指導者をつとめた。主著『ギリシア人の宗教的理想と福音書』L'Idéal religieux des Grecs et l'Evangile (1932) ,『プラトンにおける観想と観想生活』 Contemplation et vie contemplative selon Platon (36) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android