20世紀西洋人名事典 「フェリシヤンマルソー」の解説
フェリシヤン マルソー
Félicien Marceau
1913 -
ベルギー,フランスの作家。
コルタンベール生まれ。
本名Louis〉 ルイ〈Carette カレット。
ベリギー放送局、バチカン図書館勤務を経て、1947年より小説を書く。’55年小説「衝動」でアンテラリエ文学賞を受賞。’56年劇作「たまご」がパリのアトリエ座で上演され3年間のロングランで大成功を収める。その後「おいしいスープ」(’58年)、「4人の証拠」(’64年)などの戯曲を発表。’69年小説「クリージー」でゴンクール賞を受賞。又評論家として「カザノバあるいは反ドン・ジュアン」(’49年)、「バルザックとその世界」(’55年)等を発表。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報