フォンテーン(その他表記)Fontaine, Joan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フォンテーン」の意味・わかりやすい解説

フォンテーン
Fontaine, Joan

[生]1917.10.22. 東京
[没]2013.12.15. アメリカ合衆国,カリフォルニア,カーメル
アメリカ合衆国の女優。本名 Joan de Beauvoir de Havilland。アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『レベッカ』Rebecca(1940)や『断崖』Suspicion(1941,アカデミー賞主演女優賞)などで苦悩する美女を演じたことで知られる。父親はイギリス人弁理士。1919年に女優の母親と姉でのちに女優となるオリビア・デハビランドとともにアメリカのカリフォルニアへ移り住んだ。継父との折り合いが悪くなり,東京在住の実父のもとで暮らす。1935年,『男子牽制』No More Ladiesで映画デビュー(芸名ジョーン・バーフィールド)を果たし,舞台にもデビュー。1936年に制作者ジェシー・ラスキーとの契約を経て RKO映画に所属し,芸名をジョーン・フォンテーンに改めて舞台に立った。『永遠の処女』The Constant Nymph(1943)で『レベッカ』『断崖』に続き 3回目のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

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