普及版 字通 の解説
20画
[字訓] やなぐい・えびら・ふいごう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(ふく)。は(ふく)の初文で、その象形字。〔広雅、釈器〕に「靫(ふくさ)は矢の(いれもの)なり」とあって、えびらの意。〔説文〕(ふく)字条十三上に、の一体としてをあげているが、は車の軾(しよく)のかざりであるから、とは異なる。わが国でをふいごうの意に用いる。
[訓義]
1. やなぐい、えびら。
2. 軾のかざり、。
3. ふいごう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕袋 フキカハ/踏 タタラ 〔立〕 奈久比(なぐひ)、フイカハ・タタラ 〔字鏡集〕 タタラ・キカハ・フキカハ
[熟語]
馬▶
[下接語]
勁・踏・皮
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報