フサギンポ(読み)ふさぎんぽ(その他表記)fringed blenny

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フサギンポ」の意味・わかりやすい解説

フサギンポ
ふさぎんぽ / 総銀宝
fringed blenny
[学] Chirolophis japonicus

硬骨魚綱スズキ目タウエガジ科に属する海水魚。兵庫県以北の日本海と岩手県以北の太平洋岸、黄海(こうかい)、渤海(ぼっかい)に分布する。眼窩(がんか)の上に2本の皮弁をもつことでハナブサギンポやキタフサギンポに似るが、背びれの前に鱗(うろこ)があることで区別できる。全長55センチメートルぐらいになる大形のギンポで、頭の先端に房状に分枝した皮弁が密生する。水深30メートル以浅の海藻の生えた岩礁域や内湾にすみ、イソギンチャクナマコ巻き貝などを食べる。釣り、刺網(さしあみ)、トロール、定置(ていち)網などでとれるが、食用として利用されていない。

[尼岡邦夫]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む