フトゥウワ(その他表記)futuwwa

山川 世界史小辞典 改訂新版 「フトゥウワ」の解説

フトゥウワ
futuwwa

アラビア語でムルウワ(男らしさ)の対概念であり,原義は「若者らしさ」「寛大さ」。ジャーヒリーヤ時代や初期イスラーム時代にはあまり用いられず,類語のファターが若者の高貴な精神を体現した者の意味で用いられた。10世紀以降,イスラーム世界の各都市に出現した義侠(ぎきょう)集団であるアイヤールアフダースは,フトゥウワを徳目としていた。その後,スーフィー教団やギルドと深く結びつき,その理念や集団名を表すようになった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む