山川 世界史小辞典 改訂新版 「イスラーム世界」の解説
イスラーム世界(イスラームせかい)
ムスリムが住民の多数を占めていたり,イスラームにもとづく統治が行われていたりすることなどにより,イスラームが卓越した影響力を持つと考えられる地域のこと。7~8世紀に西アジア・北アフリカを中心として成立し,のちに中央アジア,南アジア,東南アジア,ヨーロッパの一部などにひろがった。イスラーム信仰を共有しつつも,うちに多様性を秘めている。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報