フランシスカン層群(読み)フランシスカンそうぐん

最新 地学事典 「フランシスカン層群」の解説

フランシスカンそうぐん
フランシスカン層群

Franciscan Group

米国太平洋岸オレゴンからカリフォルニア南部にかけて南北900kmにわたって分布。西縁はサンアンドレアス断層に切られる。層厚7,000m。おもにグレイワッケ・角礫岩・シルト岩・黒色泥岩・チャート・枕状玄武岩・火山角礫岩・緑色岩からなる。二枚貝・アンモナイト・放散虫・有孔虫化石を産する。陸棚~遠洋環境の堆積物からなるが,遠洋性堆積物はジュラ紀前期~白亜紀Maastrichtian,陸源砕屑物はジュラ紀後期Tithonian~始新世の年代を示す。海洋プレートが北米プレート下へ沈み込む所に形成された付加体で,同時期の前弧海盆域にはGreat Valley層群が堆積したとの見方がある。一部にらん閃石片岩相の変成作用を被っている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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