フランシスカン層群(読み)フランシスカンそうぐん

最新 地学事典 「フランシスカン層群」の解説

フランシスカンそうぐん
フランシスカン層群

Franciscan Group

米国太平洋岸オレゴンからカリフォルニア南部にかけて南北900kmにわたって分布。西縁はサンアンドレアス断層に切られる。層厚7,000m。おもにグレイワッケ・角礫岩シルト岩・黒色泥岩・チャート・枕状玄武岩・火山角礫岩緑色岩からなる。二枚貝・アンモナイト・放散虫・有孔虫化石を産する。陸棚~遠洋環境の堆積物からなるが,遠洋性堆積物はジュラ紀前期~白亜紀Maastrichtian,陸源砕屑物はジュラ紀後期Tithonian~始新世の年代を示す。海洋プレートが北米プレート下へ沈み込む所に形成された付加体で,同時期の前弧海盆域にはGreat Valley層群が堆積したとの見方がある。一部にらん閃石片岩相の変成作用を被っている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 鎌田 田中

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む