現代外国人名録2016 「フランシスコロドリゲス」の解説
フランシスコ ロドリゲス
Francisco Rodriguez
- 職業・肩書
- 大リーグ選手(タイガース・投手)
- 国籍
- ベネズエラ
- 生年月日
- 1982年1月7日
- 出生地
- カラカス
- 別名
- 愛称=K・ロッド〈K-Rod〉
- 経歴
- 13人兄弟の貧しい家庭に生まれ、幼少期は祖父母に育てられる。7歳で地元の野球学校に入学。1998年9月ドラフト外で米国大リーグのエンゼルスに入団。契約金90万ドルは外国人選手としては球団史上最高。2002年9月メジャーに初昇格し、9月18日のデビュー戦となったアスレチックス戦以降、8者連続三振の球団タイ記録を樹立。その後のプレーオフでは、セットアッパーとしてヤンキースとの地区優勝決定戦で2勝0敗、ツインズとのリーグ優勝決定戦も2勝0敗、ジャイアンツとのワールドシリーズでは4試合で1勝1敗と、プレーオフ11試合18回3分の2を投げて5勝1敗、28奪三振を記録。三振(K)を多く奪うことから、メジャー屈指のバッター、A・ロッド(アレックス・ロドリゲス,ヤンキース)のAを替えた、K・ロッドの愛称が付いた。ワールドシリーズ第2戦の1勝はシリーズ最年少勝利で、チームは初のシリーズ制覇を果たした。ポストシーズン5勝は1シーズンの最多タイ記録。メジャー2年目の2003年は8勝3敗2セーブ、95奪三振をマーク。2005年から抑えに回り45セーブ、2006年に47セーブを挙げて2年連続でタイトルを獲得。2008年、4年連続で40セーブ以上を記録し、年間62セーブのメジャー記録を樹立。2009年FAでメッツに移籍。2011年シーズン途中からブルワーズへ移り、2013年7月オリオールズ入り。2014年ブルワーズに復帰し、44セーブを挙げる。2015年オフにタイガースに移籍。この間、2013年第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場。メジャー屈指のクローザーとして活躍した。最多セーブ3回(2005〜2006年,2008年)、オールスター出場6回(2004年,2007〜2009年,2014〜2015年)。183センチ、88.5キロ。右投右打。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報