フランセ・O.ケルシー(英語表記)Frances Oldham Kelsey

20世紀西洋人名事典 「フランセ・O.ケルシー」の解説

フランセ・O. ケルシー
Frances Oldham Kelsey


1914.6.24 -
米国の医務官。
FDA医務官。
バンクーバー島生まれ。
マッギル大学で学び、1936年渡米し、’50年にアメリカに帰化した。’60年からFDA医務官になる。サリドマイド剤市販の申請の際に企業からの圧力に反抗して安全性、資料不足、胎児への影響が不明である点などをあげ、申請を却下させた。’62年サリドマイド剤市販を未然に防いだ功績で連邦市民功労賞を受章

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android