現代外国人名録2016 「フランソワアングレール」の解説
フランソワ アングレール
François Englert
- 職業・肩書
- 物理学者 ブリュッセル自由大学名誉教授
- 国籍
- ベルギー
- 生年月日
- 1932年11月6日
- 出生地
- エーテルビーク
- 学歴
- ブリュッセル自由大学卒
- 学位
- 博士号(ブリュッセル自由大学)〔1959年〕
- 受賞
- ノーベル物理学賞〔2013年〕,ウルフ物理学賞〔2004年〕
- 経歴
- 1960年米国コーネル大学助教授などを経て、’64年ブリュッセル自由大学教授、’68年名誉教授。この間、’64年に同僚のロベール・ブロウトとともに、宇宙誕生後は質量がなく光の速さで飛び回っていた素粒子が“自発的対称性の破れ”を機に質量を持つようになった仕組みを提唱。同時期に英国のヒッグス博士も類似の理論を独自に提唱し、この粒子は“ヒッグス粒子”と呼ばれるようになった。2012年大型加速器LHCの2つの実験チームATLAS、CMSによってヒッグス粒子の存在が確認された。2013年ヒッグス博士とともにノーベル物理学賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報