フランソワーズジロー(その他表記)Françoise Gilot

現代外国人名録2016 「フランソワーズジロー」の解説

フランソワーズ ジロー
Françoise Gilot

職業・肩書
画家,著述家

国籍
フランス

生年月日
1921年

学歴
ソルボンヌ大学

勲章褒章
フランス芸術文化勲章コマンドール章〔1988年〕, レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔1990年〕, フランス国家功労勲章オフィシエ章〔1996年〕

経歴
ソルボンヌ大学で法律を学び、国際弁護士になることを望んだ父親の反対を押し切って画家としての道を進む。1943年ナチス占領下のパリでピカソに出会い、’46年より恋人として芸術のミューズ(女神)として生活をともにする。ピカソとの間に息子クロード、娘パロマが誕生し、それを機に生活の拠点を南仏に移す。’53年ピカソのもとを去り、2児を連れてパリへ。前年にパリで開いた個展が好評を得たことで、自立への道を歩み始める。’64年ピカソとの生活を描いた第1作「ピカソとの生活」(共著)を出版、ベストセラーとなった。’70年小児まひのワクチンの開発者として知られる米国人医学者ジョナス・ソークと再婚して米国に移住。現在、ニューヨークとパリにアトリエを構え、画業、執筆活動に従事。米国、英国、フランスなどで個展を開催する。芸術家の仲間たちによりニューヨーク・ナショナル・アカデミー・オブ・デザインのアカデミー会員に選出される。他の著書に「Interface:The Painter and the Mask,An Artist’s Journey」「マティスとピカソ―芸術家の友情」(’90年)、詩集「Paloma Sphynx」「The Fugitive Eye」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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