日本大百科全書(ニッポニカ) 「フリジア語」の意味・わかりやすい解説 フリジア語ふりじあご フリースラント語ともいう。ゲルマン語派の一言語。北、西、東の三つの方言群に分かれる。最大のものは西フリジア語で、単にフリジア語といえば通常これをさす。オランダ北東部のフリースラント州で使用され、話者は約30万人。独自の正書法をもち、文学、学術論文などが刊行されている。音韻は豊富な二重母音が特徴的である。文法は英語とオランダ語の中間的な印象を与える。[桜井 隆][参照項目] | フリジア人 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例