20世紀西洋人名事典 「フリッツヴォトルーバ」の解説
フリッツ ヴォトルーバ
Fritz Wotruba
1907.4.23 - 1975.8.28
オーストリアの彫刻家。
ウィーン生まれ。
彫版術を学んだ後、1925年からハナークに師事し、’31年にチューリッヒ、エッセンの団体展に初出品した。’39年にはナチスのオーストリア合併を嫌ってスイスにいき、’45年に帰国後ウィーンのアカデミーの教授になり、また’45年以降はブロックを積み重ねた力量感と繊細な有機的感覚の結びついた作品が多く、国際展で活躍した。’75年にウィーンで死去した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報