フルクトース-1,6-ビスリン酸アルドラーゼ欠損

栄養・生化学辞典 の解説

フルクトース1,6ビスリン酸アルドラーゼ欠損

 フルクトアルドラーゼB欠損ともいう.遺伝性フルクトース不耐症で,フルクトース1,6-ビスリン酸を開裂する反応を触媒する3種の酵素一つであるBの欠損で,悪心嘔吐下痢黄疸などフルクトース不耐症を起こす.フルクトキナーゼ欠損とともに,本態性フルクトース尿症原因の一つ.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android