20世紀西洋人名事典 「フレドリッヒナウマン」の解説
フレドリッヒ ナウマン
Friedrich Naumann
1860.3.25 - 1919.8.24
ドイツの神学者,政治家。
元・ドイツ民主党党首。
シュテルムタール生まれ。
別名Joseph Friedorich〉 ジョセフ・フレドリッヒ〈Naumann ナウマン。
ライプツィヒ、エアランゲン大学で神学を学ぶ。A.シュテッカーの影響で自由主義神学、社会主義への関心を高めて、1890年からフランクフルトでプロテスタント社会救済活動に従事。M.ウェーバーと知己を得て、1896年に国民社会協会を創設したが、その後進歩人民党選出の国会議員となる。「民主主義と帝政」(1900年)で世界政策と民主主義を結合する「社会的帝政」を主張し、自由主義左派の結集に尽力。’19年にドイツ民主党の党首に就任し、ワイマール憲法の作成にも努力した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報