はんす(その他表記)Hans; Johan II

精選版 日本国語大辞典 「はんす」の意味・読み・例文・類語

はんす

  1. 〘 助動詞 〙 ( 「しゃんす」から出た「さんす」の変化した語。活用は「さんす」に同じ。四段ナ変動詞未然形に付く ) 尊敬の意を表わす。お…なさいます。侠客ほか下賤な者が用いた。
    1. [初出の実例]「いなか者じゃと言ははんすけど」(出典:浄瑠璃・忠臣金短冊(1732)四)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「はんす」の意味・わかりやすい解説

ハンス
Hans; Johan II

[生]1455.6.5.
[没]1513.2.20. オールボル
デンマークノルウェー連合王国の王 (在位 1481~1513) ,ヨハン2世としてスウェーデン王 (在位 1497~1501) 。 1481年父クリスティアン1世の死後連合王国を継いだが,ノルウェーでは 83年憲章に署名するまで王として認められず,スウェーデンでは,実権を握る執政官大ストゥーレ妨害戴冠が遅れ,モスクワ大公との同盟後,97年にようやく実現。貴族に対抗するためデンマークの商人層を助けて,ハンザ同盟に敵対した。 1500年ディトマルシュ地方の農民反乱で敗北したため,スウェーデン貴族が離反,ストゥーレが返り咲いた。イングランドと結んだため,スウェーデンおよびドイツのリューベック港と交戦。連勝してリューベックのバルト海支配権を弱めた。

ハンス
Hans, Nicolas

[生]1887.9.22. オデッサ近郊キエルソン
[没]1969.5.1.
ロシア生まれのイギリスの比較教育学者。オデッサ大学哲学科卒業。ロシア革命後イギリスに亡命し,ロンドン大学でロシア教育史,18世紀の教育運動の影響と文化移入の実態などを研究,教授する。また,『教育年鑑』編集の経験から信頼性の高い教育統計の必要性を認識し,指標の精緻化や数量的処理の工夫などに努力ユネスコとの連携欧米の比較教育学会の設立にも尽力した。

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