フロンテスピーツィオ(その他表記)Il Frontespizio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フロンテスピーツィオ」の意味・わかりやすい解説

フロンテスピーツィオ
Il Frontespizio

イタリアの文芸雑誌。 1929年エンリコ・ルカテッロにより創刊,40年までフィレンツェ刊行。全般にカトリックの性格を強く帯びていたが,パピーニ,バルジェッリーニ,ジュリオッティら古い世代が,実生活に即した文学を説く一方,ベトッキ,ニコラ・リージら若い世代の打出す文学理念は,日常的関心事を離れ,ファシズムへの反応も消極的だった。 38年,ボーが『文学と生活』を誌上に発表し,詩と評論の新しい世代の訪れを告げて以来,雑誌『練兵場』と並んで,新興の詩派エルメティズモを育てる土壌となった。そのおもな詩人にはルーツィ,マクリー,パッロンキなどがいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む