普及版 字通 の解説

19画
(異体字)
22画
[字訓] たいこ・じんだいこ
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(ふん)の省文。
は
(ひ)に従う字で、
に大の意がある。〔説文〕五上に「大鼓、之れを
と謂ふ」とあり、〔爾雅、釈器〕の文。また「
は
尺にして兩面、以て軍事に鼓す」とあるのは、〔周礼、地官、鼓人〕の文である。〔書、顧命〕は周王朝の古い即位継体の儀礼を記すもので、多くの陳設の器とともに、「大貝
鼓」を陳設することがみえる。[訓義]
1. たいこ、両面をうつ太鼓。
2. じんだいこ、軍鼓。
3. 字はまた
(ふん)・
に作る。[古辞書の訓]
〔名義抄〕
オホヅツミ・四ノツツミ[熟語]
鼓▶・
晋▶[下接語]
征

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

