ブイヨ(その他表記)Veuillot, Louis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブイヨ」の意味・わかりやすい解説

ブイヨ
Veuillot, Louis

[生]1813.10.11. オルレアン,ボワイヌ
[没]1883.4.7. パリ
フランスのジャーナリスト。極端なウルトラモンタニスムスの信奉者。 1838年ローマを訪れてから熱烈なカトリック信徒となり,43年『リュニベール』L'Univers紙の編集者となって,激動する政治状況のなかで一貫して教皇の絶対権力を主張し,ナポレオン3世イタリア政策に反対して 60~67年同紙は禁圧された。第1バチカン公会議では教皇無謬性の教理宣言を支持し,死ぬまで強い影響力を維持した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む