ウルトラモンタニスムス(その他表記)Ultramontanismus

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ウルトラモンタニスムス」の解説

ウルトラモンタニスムス
Ultramontanismus

ラテン語のultra montes(山〈アルプス〉の彼方)に由来する語で,ローマ教皇至上権の主張をさす。特にその反対者たちが,親ローマ勢力を攻撃するために用いた言葉である。フランスでは古くガリカニスムに対する反対者が〈ultra montane〉と呼ばれたが,ドイツでは文化闘争の際カトリック勢力に「反国家的存在」の烙印(らくいん)を押すために用いられ,同じ意味でナチスの時代にも使われている。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウルトラモンタニスムス」の意味・わかりやすい解説

ウルトラモンタニスムス
Ultramontanismus

ローマ教皇の権威の絶対性を強調するカトリック主義の立場をさし,教会の国家的,教区的独立を望む人々によって,非難をこめて用いられた言葉。ウルトラモンタンとは,「山 (アルプス) のかなた」というラテン語で,ローマ教皇庁をさす。 18世紀のフランスで使われはじめたが,19世紀初頭よりカトリック復興の機運が高まるとともに,反ローマ主義の立場から多く用いられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む