最新 世界スポーツ人名事典 「ブライアンビロリア」の解説
ブライアン ビロリア
Brian Viloria
ボクシング
生年月日:1980年11月24日
国籍:米国
出生地:ハワイ州ワイパフ
経歴:2000年シドニー五輪ボクシング・ライトフライ級に出場、2回戦でブラヒム・アスローム(フランス)に敗れた。2001年5月プロデビュー。2002年6月WBC世界フライ級ユース王座、8月NABF北米フライ級王座を獲得し、WBC王座を1回、NABF王座を4回防衛。2005年9月WBC世界ライトフライ級王者エリック・オルティス(メキシコ)を1回KOで破りを王座を奪取。2006年8月2度目の防衛戦でオマール・ニーニョ・ロメロ(メキシコ)に判定負けを喫して王座を陥落、11月の再戦は引き分けで王座返り咲きはならなかった。2007年4月WBC世界ライトフライ級王座決定戦でエドガル・ソーサ(メキシコ)と対戦するが判定負け。2009年4月IBF世界ライトフライ級王者ウリセス・ソリス(メキシコ)から王座を奪取したが、2010年1月2度目の防衛戦でカルロス・タマラ(コロンビア)に12回TKOで敗れ、王座を陥落。2011年7月WBO世界フライ級王者フリオ・セサール・ミランダ(メキシコ)に判定勝ちし、2階級制覇を達成。2012年11月WBA世界フライ級王者エルナン・マルケス(メキシコ)と対戦して10回TKO勝ちを収め、WBA・WBO王座の統一に成功すると同時にWBO王座の3度目の防衛も果たす。また、WBA・WBC・IBF・WBOの主要4団体全ての世界王座を獲得した数少ない王者の一人となった。2013年4月WBA王座の初防衛戦でローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に判定負け、WBO王座からも陥落。通算戦績は32勝(19KO)4敗。163センチの右ボクサーファイター。愛称は“ハワイアンパンチ”。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報