最新 世界スポーツ人名事典 「ノニトドネア」の解説
ノニト ドネア
Nonito Donaire
ボクシング
生年月日:1982年11月16日
国籍:フィリピン
出生地:ボホール
経歴:2001年2月米国でプロデビュー。2002年9月WBOアジア太平洋フライ級王座、2006年1月NABF北米スーパーフライ級王座を獲得。2007年7月IBF・IBO世界フライ級王者ビック・ダルチニアン(オーストラリア)を5回TKOで破り、両王座を獲得。両王座は3度防衛後に返上した。2009年8月WBA世界スーパーフライ級暫定王座決定戦でラファエル・コンセプシオン(パナマ)に判定勝ちして2階級制覇を達成。2010年7月同暫定王座を初防衛したが返上し、2010年12月ウラジミール・シドレンコ(ウクライナ)を4回KOで降してWBCアメリカ大陸バンタム級王座を獲得。2011年2月WBC・WBO世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)に挑み2回TKO勝ちで王座を奪取、WBA・WBC・IBF・WBOと主要4団体全ての世界王座を獲得した。10月38戦無敗の元2階級制覇王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)を判定で退け両王座を初防衛したが、その後、両王座を返上してスーパーバンタム級に転向。2012年2月WBO世界スーパーバンタム級王座決定戦でウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)に判定勝ちし、4階級制覇を達成した。7月IBF世界スーパーバンタム級王者ジェフリー・マセブラ(南アフリカ)に判定勝ちして王座を統一、WBO王座の初防衛にも成功。2013年4月4度目の防衛戦でWBA世界スーパーバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)に判定で敗れて12年ぶりの黒星を喫し、王座から陥落した。通算戦績は31勝(20KO)2敗。166センチの右ボクサーファイター。兄のグレン・ドネアもプロボクサー。愛称は“フィリピーノ・フラッシュ”。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報