ブラジル楯状地(読み)ブラジルたてじょうち

最新 地学事典 「ブラジル楯状地」の解説

ブラジルたてじょうち
ブラジル楯状地

Brazilian shield

南米最大の楯状地。部分的に顕生代のアマゾナス(Amazonas),パラナイバ(Paranaiba),パラナ(Parana)の各堆積盆に覆われる。西はアンデス造山帯の影響を受ける。ブラジル楯状地という用語は,基本的に地理学的区分として使われ,構造的な意味はない。地質的には従来からいくつかに分けられ,例えば,北東ブラジル楯状地(北東ブラジルの後期原生代の地域)・中央ブラジル楯状地(さまざまな年代をもち,何度かの造山運動を受けた地塊)など。鉱物資源が豊富で,Fe(縞状鉄鉱床:カラジャス・イタビラ),Mn(カラジャス),P(堆積性:ミナスジェライス),石英・長石・Be鉱物(ペグマタイト:ミナスジェライス),Sn(漂砂:ロンドニア),Au(鉱脈と漂砂),ダイヤモンド(漂砂:各地),Nb・Ti・Zr・りん灰石(中生代アルカリ岩・カーボナタイト:アラシャ・タピラ・ポソスデカルダス・ジャクピランガ)を産出。このうち,Fe・Mn・Sn・Nb・高純度石英の生産量は世界屈指。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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