日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブルクマイル」の意味・わかりやすい解説 ブルクマイルぶるくまいるHans Burgkmair(1473―1513) ドイツの画家、版画家。アウクスブルクに生まれ、同地で死去。父親の工房で修業し、1488年エルザスでションガウアーの教えを受けた。98年に出生地の画家組合に加わるまで、イタリアへ旅したものと推定される。1505~08年の間にロンバルディアとベネチアに旅し、画風に新時代の影響を受けた。代表作は『聖ヨハネ祭壇画』(1518、ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク)。[野村太郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例