現代外国人名録2016 「ブレントスコウクロフト」の解説
ブレント スコウクロフト
Brent Scowcroft
- 職業・肩書
- スコウクロフト・グループ社長 元米国大統領補佐官(国家安全保障問題担当)
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1925年3月19日
- 出生地
- ユタ州オグデン
- 学歴
- 米国陸軍士官学校〔1947年〕卒,コロンビア大学大学院
- 学位
- Ph.D.(国際関係論,コロンビア大学)
- 勲章褒章
- 自由勲章(米国大統領)〔1991年〕, 旭日大綬章(日本)〔2015年〕
- 経歴
- 1947年米国空軍に入り、在ベオグラード大使館武官、空軍士官学校教官、国防総省、総合参謀本部勤務を経て、’74年中将で退役。’72年キッシンジャー補佐官の側近としてホワイトハウス入り。ニクソン大統領の国家安全保障担当次席補佐官を務めた後、’75〜77年フォード政権下で国家安全保障担当大統領補佐官を務め、’77〜81年カーター政権下で軍備管理問題の大統領顧問委員会委員。ついでレーガン政権下では戦略兵器に関する大統領直属委員会座長としてミゼットマン・ミサイルの推進を提言するなど経験と知識を武器に活躍。その後キッシンジャーの主宰するシンクタンクの副理事長。’88年大統領選ではブッシュSr.選対顧問となり、’89年1月〜’93年1月ブッシュ政権の国家安全保障担当大統領補佐官。この間、’91年の湾岸戦争にあたっては大統領の戦争ブレーンとして活躍。“現実主義”の外交・安保戦略で冷戦終結に貢献した。’93年2月国防大手ノースロップの社外役員に迎えられる。’94年よりコンサルタント会社スコウクロフト・グループ社長。ロシア語に堪能。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報