戦略兵器(読み)センリャクヘイキ

デジタル大辞泉 「戦略兵器」の意味・読み・例文・類語

せんりゃく‐へいき【戦略兵器】

敵国の重要な産業・軍事施設などを攻撃・破壊し、戦力や経済基盤に大きな損害を与え、戦争遂行能力を失わせることを目的とした兵器大陸間弾道ミサイルICBM)・潜水艦発射弾道ミサイルSLBM)・短距離空対地ミサイルSRAM)・空中発射巡航ミサイルALCM)・戦略爆撃機など。→戦術兵器

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の戦略兵器の言及

【兵器】より


[兵器の分類]
 刀や銃剣等の白兵,銃・砲等の発射火器のほか,地雷,焼夷,化学,生物,放射線等の兵器に区分されるが,広義ではさらに移動用として輸送用車両・航空機・艦艇・交通器材等,防護用として鉄帽・防弾衣や各種防毒資材等,運用統制用として通信連絡・情報収集・射撃統制・電子戦等の器材に区分される。また戦争目的達成の分担により戦略兵器,戦術兵器に分けることもあるが,交戦国の境遇によりこの兵器の規模は異なる。なお,核反応を爆発物に使用する兵器をとくに核兵器と呼ぶことが多い。…

※「戦略兵器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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