現実主義(読み)げんじつしゅぎ

精選版 日本国語大辞典「現実主義」の解説

げんじつ‐しゅぎ【現実主義】

〘名〙 現実に即したことを第一義的なこととして重視し、理想的、空想的な考え方を排斥する立場リアリズム。⇔理想主義
※柵草紙の山房論文(1891‐92)〈森鴎外〉「逍遙子が非想論即没却理想論をみるときは、是れ現実主義のみ、自然主義のみ」

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デジタル大辞泉「現実主義」の解説

げんじつ‐しゅぎ【現実主義】

現実を最重視する態度。理想を追うことなく、現実の事態に即して事を処理しようとする立場。リアリズム。

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世界大百科事典内の現実主義の言及

【写実主義】より

…原語はラテン語のレアリスrealis(実在の,現実の)から派生した言葉だが,哲学用語としてはふつう〈実在論〉と訳され,概念こそが実在であると主張する中世の哲学説はとくに〈実念論〉とも訳される。さらに,一般には〈現実主義〉といった訳語も用いられるが,文学や美術などの分野では〈写実主義〉という訳語があてられている。
[文学における写実主義]
 文学に適用された場合の〈リアリズム〉〈写実主義〉という用語は,広い意味では,現実の模写・再現を重んずる文学制作上の立場,あるいはその結果として生ずる作品の特質を指す。…

※「現実主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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