ブロマイド紙(読み)ブロマイドシ

デジタル大辞泉 「ブロマイド紙」の意味・読み・例文・類語

ブロマイド‐し【ブロマイド紙】

臭化銀乳剤を塗布した印画紙感度が高く、大倍率や大量の引き伸ばしに適する。臭素紙

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブロマイド紙」の意味・わかりやすい解説

ブロマイド紙
ブロマイドし
bromide paper

主として臭化銀乳剤を塗布した印画紙で,写真引伸し用に使われる。ブロマイド英語臭化物の意。密着用の塩化銀印画紙よりも感度が高く,引伸しに適している。諧調に硬・軟,膜面に光沢,半光沢,無光沢,粗面,微粒面などがある。

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改訂新版 世界大百科事典 「ブロマイド紙」の意味・わかりやすい解説

ブロマイド紙 (ブロマイドし)

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世界大百科事典(旧版)内のブロマイド紙の言及

【印画紙】より

…(1)ガスライト紙gaslight paper 塩化銀,あるいは塩化銀に少量の臭化銀を加えたものを用いたもので,密着焼付け用に使用される。一般現像紙の中では最も感度が低く(ブロマイド紙の1/100,低感度ネガ乳剤の1/1000),黄色の安全光の下で使うことができる。この種の印画紙が発明された当初,ガス灯の光で焼き付けたことからこの名が生まれた。…

※「ブロマイド紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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