デジタル大辞泉 「プリスカ」の意味・読み・例文・類語 プリスカ(Pliska/Плиска) ブルガリア北東部にある、第一次ブルガリア帝国時代の最初の首都。681年に創設。893年にプレスラフに遷都されるまで、政治・商業・文化の中心地として栄えた。城壁や浴場の遺跡が残り、修復や復元が進められている。また、出土品などを展示するプリスカ博物館がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のプリスカの言及 【ブルガリア】より …国名の〈ブルガリア〉は,ブルガール人に由来する。[国家の発展とスラブ化] 新国家は,ブルガリア東部のプリスカPliska(現在のシュメン北東)に首都を置き,バルカン山脈以北のドナウ川の両岸に沿って広がっていた。ビザンティン帝国は,ときには外敵に対抗するために協力を求めたり,またときには攻撃を仕掛けて,ブルガリアに硬軟両面の対応をした。… ※「プリスカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by