プレポリマー

化学辞典 第2版 「プレポリマー」の解説

プレポリマー
プレポリマー
prepolymer

成形を容易にするために,重合反応を適当な途中段階で止めた重合度の低いポリマー熱硬化性樹脂などの場合に反応を十分行わせると,三次元架橋構造が生成して不融,不溶となり成形できなくなるので,適当な可塑性を残している程度まで重合反応を行い,成形しながら硬化させる.また,不飽和ポリエステル樹脂ポリウレタン樹脂などもプレポリマーを成形しながら硬化させて使用する.メタクリル酸メチルバルク重合(塊状重合)によるポリマーの製造などでも,適当な粘性をもつ程度まで重合したプレポリマーを型に入れて,さらに加熱して重合反応を完結させて製品をつくる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む