プレヴァン・プラン(その他表記)Pléven plan

山川 世界史小辞典 改訂新版 「プレヴァン・プラン」の解説

プレヴァン・プラン
Pléven plan

プレヴァン首相が在任当時の1950年10月,フランス国民議会で発表したヨーロッパ防衛軍の創設に関する構想。この結果,52年5月,フランス,西ドイツ,ベルギー,オランダイタリアルクセンブルクの6カ国は,ヨーロッパ防衛共同体条約に調印した。しかし西ドイツの軍事的復活を恐れるフランスでは条約への反対が強く,国民議会は54年8月,事実上これを流産に終わらせた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む