プレート境界と津波

共同通信ニュース用語解説 「プレート境界と津波」の解説

プレート境界と津波

日本列島が載る陸のプレート(岩板)の下には「太平洋プレート」「フィリピン海プレート」が沈み込んでいる。境界に当たる日本海溝相模トラフ南海トラフではせめぎ合いによって巨大地震が繰り返しており、その際に海底が大きく変形すると膨大な量の海水が動いて津波が起きる。日本海溝の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災、2011年)、相模トラフの大正関東地震(関東大震災、1923年)が実例。関東付近では「陸」の下に「フィリピン海」、さらにその下に「太平洋」が沈み込む複雑な構造になっている。

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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

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