プーランツァス(その他表記)Poulantzas,Nicos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プーランツァス」の意味・わかりやすい解説

プーランツァス
Poulantzas,Nicos

[生]1936. アテネ
[没]1979
フランスで活躍したギリシア生れの政治学者。パリ大学講師などを歴任。 L.アルチュセール構造主義的マルクス主義の影響を強く受けつつ,非マルクス主義の政治学,社会学の成果をも取入れた独自の国家論を展開した。主著『資本主義国家の構造』 Ponvoir politique et classes sosiales de l'etat capitaliste (1968) ,『ファシズム独裁』 Fascisme et dictature (70) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android