ヘキサメチルジシラン

化学辞典 第2版 「ヘキサメチルジシラン」の解説

ヘキサメチルジシラン
ヘキサメチルジシラン
hexamethyldisilane

C6H18Si2(146.38).(CH3)3SiSi(CH3)3クロロトリメチルシランリチウムあるいはナトリウムとを反応させると得られる.無色液体.融点12.2 ℃,沸点113 ℃.0.7268.1.4229.過酸ハロゲンによりSi-Si結合は容易に開裂し,それぞれヘキサメチルジシロキサン,ハロゲノトリメチルシランを与える.シラン誘導体の製造原料に用いられる.[CAS 1450-14-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android