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へちまの花 へちまのはな

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世界大百科事典 第2版の解説

へちまのはな【へちまの花】

1914年1月,堺利彦が売文社より創刊した月刊誌。16号まではタブロイド判で発行された。大逆事件後の厳しい弾圧のなかで笑いと皮肉で社会主義者間の交流と連帯を意図し,各地の社会主義者の消息を紹介した。17号よりパンフレット型となり,内容もベーベルの《婦人論》を一部翻訳するなど,社会主義的思想傾向を徐々に明瞭にした。19号(1915年8月)を最後に《新社会》と改題し,大正社会主義の理論雑誌となった。【梅田 俊英】

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世界大百科事典内のへちまの花の言及

【売文社】より

…大杉栄,荒畑寒村,岡野辰之助,高畠素之らが仕事をし,東京市内に居を転々としながら繁盛した。14年1月《へちまの花》を発刊し,まず文芸娯楽物を中心に多少社会主義的色彩も加えたものを機関誌とした。翌年9月に改題して月刊誌《新社会》とし,巻頭に〈小さき旗上げ〉の言葉を掲げ,当時社会主義者の唯一の機関誌としてその思想の啓蒙を再開した。…

※「へちまの花」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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