ヘルマンラウテンザハ(その他表記)Hermann Lautensach

20世紀西洋人名事典 「ヘルマンラウテンザハ」の解説

ヘルマン ラウテンザハ
Hermann Lautensach


1886.9.20 - 1971.5.20
ドイツの地理学者
元・ブラウンシュワイク大学教授,元・シュトゥットガルト工科大学教授。
ゴータ生まれ。
ゲッティンゲンフライブルクベルリンの各大学で学び、ゴータのユストゥス・ペルテス出版社の地図編集に従事。その後、イベリア研究を行い、1928年「ポルトガル海岸の形態学的大要」で教授試験に合格。’34年以降ブラウンシュワイク、グライフスバルト、シュトゥットガルト各大学教授を歴任。「イベリア半島における地理的形象としてのポルトガル」(’28年)などの地誌学、景観学の著書の他「地理的形態変化、景観の体系的研究」(’52年)等で景観類型について体系化を試みた。20世紀中葉の地理学類型論の代表的存在。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android