ヘルムホルツの共鳴説(読み)ヘルムホルツのきょうめいせつ(その他表記)Helmholtz theory of resonance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘルムホルツの共鳴説」の意味・わかりやすい解説

ヘルムホルツの共鳴説
ヘルムホルツのきょうめいせつ
Helmholtz theory of resonance

音の振動数 (音の高低) を聞き分けられる理由を説明した仮説。 H.ヘルムホルツは,内耳の基底板に張られた弾力線維がピアノの弦のように働いて,音の振動に共鳴するためと考えたが,その後この仮説は否定された。現在では,リンパ液の振動によって蝸牛の基底板に進行波が生じ,この進行波の最大振幅の場所が音の振動数によって異なるためであると説明されている。これを場所説といっている。

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