デジタル大辞泉 「ヘレンハウゼン王宮庭園」の意味・読み・例文・類語 ヘレンハウゼン‐おうきゅうていえん〔‐ワウキユウテイヱン〕【ヘレンハウゼン王宮庭園】 《Herrenhäuser Gärten》ドイツ中北部、ニーダーザクセン州の州都、ハノーバーにある、17世紀から19世紀にかけて造営されたバロック庭園。大庭園、ベルク庭園、ゲオルゲン庭園、ベルフェン庭園の四つの庭園で構成され、ハノーバー家の霊廟がある。ハノーバーゆかりの作曲家、ヘンデルの「水上の音楽」の演奏会が毎年開かれる。ヘレンホイザー王宮庭園。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「ヘレンハウゼン王宮庭園」の解説 ヘレンハウゼンおうきゅうていえん【ヘレンハウゼン王宮庭園】 ドイツ北部の主要都市ハノーバー(Hannover)の町はずれにある、ヘレンハウゼン王宮の大庭園。ハノーバー選帝侯妃のゾフィーによって1714年に完成したもので、ドイツの中で最も当時の姿をとどめている初期バロック様式の庭園といわれている。園内の通路の総延長は20kmに及ぶという広大な敷地は、グロッサーガルテン、ゲオルゲンガルテン、ベルクガルテン、ベルフェンガルテンの4つの庭園で構成されている。幾何学(きかがく)的模様の広い花壇と砂岩でできた白い彫刻群、大噴水、多段滝、オランジェリーなどがある。ベルクガルテンにはハノーバー王家の霊廟(れいびょう)がある。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報