デジタル大辞泉
「ヘ音記号」の意味・読み・例文・類語
へおん‐きごう〔‐キガウ〕【ヘ音記号】
譜表で、へ音の位置を定める記号。Fの字を装飾化したもので、譜表の第4線に中心をおいて付される。低音域を記譜するのに用いるので低音部記号ともいう。
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へおん‐きごう‥キガウ【ヘ音記号】
- 〘 名詞 〙 五線譜の上にヘ音の位置をきめる記号。第四線または第三線にヘ音を示すFの字を模様化した
の記号で示す。低音部記号。ヘ音譜表。ヘ字記号。〔最新百科社会語辞典(1932)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ヘ音記号
ヘおんきごう
F clef
譜表の最初に書かれ,音の高さを指示するために用いられる音部記号のうち,そこがヘ音 (F音) であることを示すもの。現在では第4線上におかれ,Fを模様化した形が用いられている。また「バス記号」と呼ばれることもある。古くは同じ記号を第3線上におく「バリトン記号」もあった。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ヘ音記号 [F clef]
五線上に低音部の音を記す時に用いられる記号で、ヘ音記号の2つの点により、ヘ音(ファ)の位置を知ることができる。音部記号参照。
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内のヘ音記号の言及
【音部記号】より
…5線譜表の左端に記され,譜表上で特定の音の位置を示す楽譜記号。現在はト音記号,ヘ音記号,ハ音記号の3種類が用いられる。(1)ト音記号は第2線上がト(g1)音であることを示し,高音部記号,バイオリン記号とも呼ばれる。…
※「ヘ音記号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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