べかめり(読み)ベカメリ

デジタル大辞泉の解説

べか◦めり

[連語]《推量の助動詞「べし」の連体形に推量の助動詞「めり」の付いた「べかるめり」の音変化形「べかんめり」の撥音無表記》…のようだ。…のはずらしい。→べかなり
「例ならぬほととぎすのおとなひにも、やすき空なく思ふ―◦めれ」〈かげろふ・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

べかめり

( 連語 )
〔推量の助動詞「べし」の連体形「べかる」に推量の助動詞「めり」の付いた「べかるめり」の転である「べかんめり」の撥音「ん」が表記されない形〕
…しそうなようすだ。…にちがいないようだ。…することができそうだ。 「すずろなる死にをす-・めるかな/竹取」 「いとど忍びがたくおぼす-・めり/源氏 匂宮

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

べか‐・めり

(「べかり」に推量の助動詞めり」の付いた「べかりめり」(一説、「べかるめり」)の変化した「べかんめり」の撥音「ん」の無表記。→「めり」の語誌(3)) …しそうな様子に見える。…にちがいないようだ。
※竹取(9C末‐10C初)「すずろなる死にをすべかめるかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

檄を飛ばす

自分の主張や考えを広く人々に知らせ同意を求める。また、それによって人々に決起を促す。飛檄。[補説]誤用が定着して「がんばれと励ます」「激励する文書を送る」という意味でも用いられる。文化庁が発表した「国...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android