ベッカイ(読み)べつかい

日本歴史地名大系 「ベッカイ」の解説

ベッカイ
べつかい

漢字表記地名別海」のもとになったアイヌ語に由来する地名。コタン名のほか岬名としても記録されている。天保郷帳には「子モロ持場」のうち「ベツカヱ」とみえ、当地一帯は近代に入り別海村となった。仮名表記は「ベツカイ」(木村「蝦夷日記」、「東蝦夷地場所大概書」「協和私役」、玉虫「入北記」など)、「ヘツカイ」(蝦夷巡覧筆記・東蝦夷地場所大概書・東行漫筆)のほか「ヘツカヱ」(廻浦日記)、「へつかひ」(寛政蝦夷乱取調日記)がある。板本「東蝦夷日誌」に「川が折たと云儀か」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

20世紀西洋人名事典 「ベッカイ」の解説

ベッカイ
Si M’Barek Bekai


1902 -
モロッコ政治家
初代首相。
1955年モロッコの初代首相に就任し、’56年仏・モロッコ共同宣言に調印する。’58年辞任。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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