ベトナム残留の元日本兵

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ベトナム残留の元日本兵

1940年に当時フランス領だったベトナムに進駐した日本軍は45年3月、フランスの統治機構を解体してベトナムを事実上の軍政下に置いた。同年8月の日本の敗戦を受け、多くの日本兵は引き揚げたが、一部は現地に残った。建国の父ホー・チ・ミンらが率いるベトナム独立同盟(ベトミン)に参加し、再植民地化を目指すフランスとの戦い(第1次インドシナ戦争)に加わった元日本兵もいた。ディエンビエンフーの戦いで敗れたフランスは54年7月にジュネーブ協定締結。ベトナムは南北分断。元日本兵は順次、日本に帰還した。(ハノイ共同)

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