ベニバナツメクサ(読み)ベニバナツメクサ(英語表記)Trifolium incarnatum; crimson clover

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベニバナツメクサ」の意味・わかりやすい解説

ベニバナツメクサ(紅花詰草)
ベニバナツメクサ
Trifolium incarnatum; crimson clover

マメ科一年草ヨーロッパに自生するクローバーの1種で,欧米では牧草などに利用される。日本では当初,切り花としてストロベリーキャンドルの名で広まり,花壇などでも栽培されるようになった。3出複葉が互生し,茎頂にキャンドルの炎を思わせる紅色穂状花序をつける。白花品種もある。草丈はふつう 50~90cmであるが,矮性品種もある。日当りのよい環境を好み,じょうぶで育てやすい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android