デジタル大辞泉 「ベラト」の意味・読み・例文・類語 ベラト(Berat) アルバニア中南部の都市。オスム川沿いに位置する。オスマン帝国時代に造られた石造りの家並みで知られ、2008年に同国南部の都市ジロカストラとともに世界遺産(文化遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベラト」の意味・わかりやすい解説 ベラトBerat アルバニア南部,首都ティラナ南方,ベラト地区の行政中心地。オスム川に臨み,肥沃な農業地域に囲まれる。住民の大部分はイスラム教徒で,残りはギリシア正教徒 (アルバニア国民教会) 。古代ギリシアの都市が起源と考えられ,13世紀に再建。ビザンチン帝国,セルビア王国,オスマン帝国の支配下に置かれた。19世紀後半には民族主義運動の拠点となった。古い城塞,モスク,聖堂などが残る。2008年,世界遺産のギーロカスタルの拡大登録に伴い,同文化遺産に登録された。人口 4万112 (2001) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by